かつらを着けるにあたり、何より大切になってくるのが、
自然に見えているか?
かつらだとバレないか?
ですよね(^ω^)
いかに質の良いかつらを使っていても、顔とのバランス、スタイリングの仕方、着け方ひとつで、違和感のある見栄えになってしまいます。
かつらは地毛と全く変わらない「万能アイテム」ではないので、かつらの特性・ウィークポイントがあります。
より自然に見せるためには、そのポイントをカバーしてあげる必要があるんです(^ω^)
では、かつらをより地毛に馴染ませ、自然に見える方法ってなんだろう?
ってことで、今回は「自然に見えるかつら術」について書いていきます。
目次
◇ 生え際はなるべく出さない
これねえ…(´・ω・`)
額を出したい気持ちは分かるんですけど、かつら被ってんなら、
生え際はガチで出すべきではない
ですねw
「この人、間違いなくかつらだよねえ?」
と思われる芸能人って結構いますが、中でもO倉さんとかF越さんとかはまさにそんな感じですね(^ω^;)
お金持ってるだろうし、かつらにたっぷりお金かけられんのに、そんな分かりやすい着け方するの?
って思っちゃいますw
では、なぜ生え際は出すべきではないのか?
かつらはいざ装着する時、生え際のラインは自分の感覚で決めます。
これはお店で着けてもらう場合も、自分で着ける場合も同じです。
慣れてくると最適なライン・位置を見つけられようになるのですが、それでも感覚によるところは大きいので、その日その時の感覚によってラインは多少なりともズレます。
着けた時は、
この位置で完璧だあ!!(`・ω・´)
と思っても、その後になって、
「あ、やっぱ違う。やり直しだ…」
「なんでこの位置で良いと思ったんだろう…」
「あー、やり直すのめんどくせ」
って事が多々ありますw
かつら歴10年で毎日自分で着けていた僕でさえ、そういうことは結構あるのでw
そもそもかつらは「着け直したり、着け替えたりするもの」なので、毎回ピッタリ同じ位置に確実に着けられるものではなく、日によって位置が若干変わったりします。
つまり、
生え際が一番不安定で、バレやすい部分
なんですね(^ω^;)
更に、かつらの生え際部分というのは、あまりにも綺麗に毛が生え揃っているので、そんなところを堂々と出してたら、
ワタクシかつら被ってます!(`・ω・´)キリッ
と宣言しているようなものですw
◇ オールバックや毛流れに逆らう髪型にしない
まあ、これは既に書いている通り「生え際を出さない」にも被る部分ではあるんですが、それ以上にかつらってそもそも…
きれいにオールバックにならない
んですわ!w
毛材は植え付けられている方向に流れるので、整髪料を使っても、地毛のように自然な感じに後ろに流しにくいんです。
つまり、かつらの前髪を上げようとすると、どうしても横に流れてしまうんですね(^ω^;)
地毛は抵抗なく後ろに流せますが、かつらはそこに抵抗が生じます。
これがまさに、不自然の現況!
しかも、毛流れに逆らうスタイリングは、サイドに残っている地毛と、かつらの毛材との境界の区別が付きやすくなるので、かつらバレのリスクも高まります。
また、オールバック
前髪が地毛で、頭頂部のみ薄毛という方は問題ないと思いますが、生え際・フロント部分が薄毛の場合は注意ですね。
なので、
- 前髪はある程度おろす
(額は出しても生え際は出さない) - 毛流れに極端に逆らうスタイリングは避ける
これが自然に見えるポイントです(^ω^)
◇ 髪色を合わせる
これは言うまでもないですが、
地毛と毛材の色の差分は小さいほうがいい
ってのは、自然に見えるための基本です。
色の違いが大きいほど、相手に違和感を与えます。
オーダーメイドのかつらであれば問題ないですが、色があらかじめ決まっている安いかつら・既製品のかつらなんかは要注意ですね。
髪色と襟足の髪色が違うとかねw
あと、意外とバレやすいのに軽視しがちなのが「揉み上げ・眉毛・髭」です。
よく見かけるのが、揉み上げや眉毛、髭は白髪交じりなのに、頭髪だけ真っ黒とかねw
ある程度、かつらの毛材に白髪を入れてあげると、統一感が出て一気に自然な見た目になります。
◇ 安いかつらは髪のツヤに注意
これもオーダーメイドのかつらであれば、毛材の品質が高いので気にする必要はあまりないですが、安いかつら・既製品のかつらは注意ですね。
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テカり過ぎていたり、ビニール感のあるテカり方だったり…
オーダーメイドの人工毛かつらを使用していて、光沢やテカリが気になるという場合は、人工毛に人毛を入れてあげると、ぐっと自然な髪質になります。
但し、人毛は自然に見える反面、人工毛よりも色褪せが早く傷みやすい傾向があるので、どの程度人毛を配合するか、人毛のメリット・デメリットについてお店の方に相談してみましょう。
せっかく「かつら」を使っているわけですから、最大限自然に見えるように心掛けていきたいですね!(^ω^)